「爆買い」に代表されるように買い物の需要は徐々にではありますが減少しています。
特に中国人観光客は炊飯器などの高額商品や化粧品、医薬品などを大量購入する為に訪日していた人が非常に多く見られましたが2015年後半より中国本国での税関による免税額のチェックが厳しくなったり、銀行カードの海外での使用限度額が厳しくなったりと、爆買いがしにくい環境になっています。
それを受け、中国人観光客の間でも購買消費から日本でしか出来ない体験消費へと変化しつつあります。
また他のアジアの国においても日本国内での体験需要は大幅に増してきております。「寿司作り体験」、「侍、舞子体験」等の日本ならではの体験が人気ですが訪日外国人女性にとって日本の美容サービスを受けることは貴重な体験となっています。特にアジアの女性は日本の美容に対して非常に興味を持っているようです。
実際日本はアジアにおいて「美容で憧れる国」 第一位です。
●日本の化粧品、美容品はブランドイメージもよく、品質がよい。
●美容の技術が進んでいる。
●日本人女性は実年齢より若く見える。
●雑誌や広告、日本のドラマの影響。
訪日外国人女性達には日本の美容院やエステサロン、ネイルアート等の体験を望んでる方々がとても多くいらっしゃいますが、言語の問題など様々な問題がありなかなか体験出来ていないのが現状です。ドラッグストアや電化製品店で日本製の美容品、美容器具の購入どまりのようです。
今後、アジアの女性が実際に訪日して美容を体験するケースがどんどん増えていくものと予想されます。言語の問題など様々な問題がありますが積極的に訪日外国人が美容体験をしやすい環境を作る事は多くのメリットがあると思います。